月曜日23時
疲れた頭で会社を出る。
夜なのに明るい道。
地下鉄に乗る。
明るい車内。、明るい坑道。
明るさだけが強要され、本来夜にあるべき闇が見えない。
それは、上辺の健全性を写しているようで、
本来の健全な夜とは、もっと闇に覆われている気がして、
頭はパニックを起こすばかり。
家に着く。
そっとのぞく寝室。
布団からはみ出している我が子の寝姿を見て、
私の頭にポッと休息の灯が灯る。
明るいだけの人生なんて興味は無い。
濃淡あってこそ、人生は楽しい。
。。。。まあ、実際はそんなうまいこといかず
帰ったら、幸太郎が泣き叫んでいたんですが
それでもなんか嬉しいものでした。
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